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日本は世界一寿命が長い国である。
それは有名な事実であり、これからもこの事実は覆されないだろう。
しかし、それがなにになるのであろうか。

人生80年。
織田信長が詠んでから、最早30年も寿命が延びている。
寿命が延びるのはなぜか。
簡単だ。医学が発達しているからだ。

医学の発達は、人間の病気を治すことを正確にし、人から「病魔」という恐怖を取り除く、間違いの無い「善」であるのだ。
しかし、むやみやたらと寿命を延ばすことは善であるということについては、「?」がつく。

なぜならば、寿命が延びているから、現在の「高齢化」にまとわりつくさまざまな害が現れてしまう。「長寿」自体はかまわないのだが…
高齢化になると、日本の歳出における年金の割合が増えてしまう。そうなると、ただでさえ政治家が悪巧みと遊びで無くなっている国のお金が、無くなる。

こういうと、「高齢者」が悪い、「年金制度」が悪い、と悪役になってしまいそうだが、それらは違う。日本の医学は進むべき方向を間違えた、というのだ。

医学は、まずとりあえず病気を回復させるために生まれた。
はじめは、良い生活は病気に打ち勝つことが出来る、病気のもとは地球から出ている腐った瘴気だ、病気は体内の四体液のバランスが取れていないために発生する、などと、宗教じみた医学から始まっている。

現在、人間の体を切り開き、悪いところを取り除くという手術が発達。
抗生物質や薬、検診方法の発達などなど。
これらの発達は、必然的に平均寿命も延ばしたのだろう。

さてさて。
これからの医学は、「取替え医学」に近いものがあると語られる。

人間の「脳」を除く部分は、取り替えることができ、それによって限りなく病気の無いからだにすることが出来るという。
つまり、「ヒューマン・ボディ・ショップ」時代だ。人間の体を売る店が、合法的に作られるかもしれないということだ。

そうなると、社会の価値観そのものが変わってきていることが分かる。
医学の発達は、「人間改造」の発達。
倫理が絡まるのは当然のことで、その領域に踏み込めば踏み込むほど、地雷が多くなるのは当然も当然なのだ。

ここで最終的な疑問が残る。
大多数の人間は、「生きることが善である」という考えを持つ。
長く生きていれば、かならずいいことがあると語られるように、そういった風潮が日本にはあるのだ。

しかし、これからの医学の発達をあらかじめ少しでも見てしまえば、生きることは人間そのものを改造することにあることがわかる。
それは、人間の死を遠ざける。つまり、大多数の人間に「悪」ととられるものを排除することが、最終的な目標なのだろう。

倫理を遵守する「死」。
人間を改造する「生」。
一体どちらが正しいのだろうか。
可愛さで部長に負けた、私のドメイン。

コメント
この記事へのコメント
人は、自然を壊し。
罪もない動物を殺しまくってる。
食べたりするには、問題ない。
家具、バック、カーペットにするってだけど、動物を殺す。
かわいいってだけで、ペットを買い、飽きたら、ポイ。
これが、人間。
命を「道具」としか考えてない。
逆に言えば、人がいないと、
今の科学は、発明できなかった。
だが、動物のためには、ならない。
人は、この、地球にいらない生物なんだ。
だから、人が、絶滅すれば、この地球も、あと1000年は、長く生きるかもしれない。
2007/10/29(月) 17:40 | URL | 晴れ晴れファン #-[ 編集]
俺も同感だ。
2007/10/30(火) 15:50 | URL | けんた #-[ 編集]
ペットや家具ももったいないかもだけど、イチバンゎ『大量生産』『大量消費』だと思うなぁ。

2007/10/30(火) 22:21 | URL | 晴れ晴れファン #-[ 編集]
でもPCを使って、
何不自由のない生活をしてる
俺たちに自然の話をする権利なんて本当はないんだろうな。
2007/10/31(水) 00:52 | URL | 名無し #-[ 編集]
所詮人間のすることなんて地球から言わせれば予定事項さ
命がこの星から産れた時に人間に進化して今に至るようなポテンシャルをプログラミングされていたんだからな
それに自然に自浄作用があるように人間にも事情作用が働く時がくるよ人の手によるものになるけど
                 
2007/10/31(水) 04:48 | URL | にょろ〜ん #-[ 編集]
「長寿」はいい事なのか?

まあ本人が望んで治療を、
或いは本人が貸しをつくっている
親しい人が望んで治療を受けさせる訳だから
特に問題はないか。
2007/11/07(水) 16:26 | URL | 晴れ晴れファン #koQFHxY.[ 編集]
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