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兵庫県の姫路市夢前町。雪彦山を水源とする町の名を冠した夢前川。
先日、夜にその周辺を歩いていると、ぼんやりと黄色がかった緑の光がほのかに光っていた。蛍だ。日本各地の河川は汚染により蛍の数が激減したと聞く。最近は、蛍を取り戻そうとする動きがあるためにある程度の改善は見られたようだ。
蛍は水のきれいなところにしかすむことが出来ない。ゆえに、その美しさがあるのだろうと思う。
地元に鹿谷中学校という学校がある。校歌が、「水清き夢前ほとり」ではじまる。まだその歌詞に反しない川が、夢前にはあるようだ。

蛍というものは、昔から美しいものとされていたことは、清少納言の枕草子によって分かる。
「蛍の多く飛び違ひたる、また、ただ一つ二つなどほのかにうち光りて行くも、をかし。」とあらわされている。当時、一般的に蛍が美しいものされていたのか、それとも清少納言独特の美意識だったのかは分からない。
しかし、どちらにせよ昔より蛍は誰かに美しいと思われていたようだ。

また、蛍の話だと、関東の蛍と関西の蛍の点滅の感覚が違うという。
関西の蛍はせっかちで、点滅の感覚が短いそうだ。どうしてそうなったのかは分からないが、遺伝とすんでいる種の違いにもよるだろう。

蛍は、また来年も見ることが出来るだろうか。
可愛さで部長に負けた、私のドメイン。

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